ホーム > 研修紹介 > 令和5年度 研修概要と実績 > 工事監理科(土木工事) 研修概要
技術職研修
工事監理科(土木工事)(奇数年度)
目標 ・業務の法的根拠など、公共工事における工事監理業務に必要な基礎的知識の習得を図る。
・工程、品質、出来形の各管理など、より高い品質と安全性確保のための、的確な工事監理を行う能力の向上を図る。
・グループワークによる他団体職員との情報交換を通じ、人的ネットワークの形成と、業務改善意識の醸成を図る。
向上能力 知識・技術
対象 土木工事の監督員または施工管理を行う職員(実務経験3年程度)。ただし、技術系の職員を配置していない団体については、事務系職員でも監督員の経験があり、かつ実務経験3年程度であれば可とする。
研修日程 6/29(木)〜30(金) 日数 2日
時間 13:00
実施科目 科 目 名 時間数 科 目 内 容 方  法
工事監理 13:00 ・公共工事の関連法規と品質について
・契約履行の確保
・工事請負契約約款
・標準仕様書
・工事監理の必要性
・工事監理とは
・工事監理の目的
・発注者(監督員)の責務
・施工計画書の重要性
・施工管理(工程管理、品質管理、出来形管理)の進め方
・工事記録写真
・指示・協議等の記録
・工事関係書類の確認(整合性)
・工事監理業務についてのグループ討議
講  義
討  議
講師 民間会社講師
研修所メッセージ
・土木工事職と営繕職(建築・電機・機械工事)に対象を分けて隔年で実施します。
・公共工事の施工については、これまで以上に品質と安全性が求められており、的確な工事監理を行うことが重要視されています。
・工事監理の経験を前提にした講義や討議が中心ですので、研修生は実際に工事監理業務を経験していることが望まれます。
・講師は、自治体職員としての実務経験が豊富な方が登壇します。
・グループ討議は、他団体の研修生との情報交換にもなります。今後の業務に役立てるようネットワークづくりとしても活用してください。
参加した研修生の声
・工事監理業務の流れをフローに沿って説明いただいた点は理解しやすく、関連法令との関係性も参考になった。
・法的な観点から時系列で説明いただけたので、どのような背景が工事監理に影響したのか学べ、業務に取り組みやすくなった。
・特定のテーマを設定せず、講義内容を踏まえて各自治体の現状と課題について意見交換をするグループワークでは、自治体ごとに抱える課題が様々あり、興味深かった。
・講義では、現場写真などもう少し具体的な事例を交えた方が理解しやすいと感じた。