講演会

令和7年度第1回講演会(元プロ野球選手 杉谷拳士氏)

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研修基礎データ

研修名:令和7年度 第1回講演会

日 程:令和7年7月11日(金)

講 師:元プロ野球選手 杉谷拳士氏

テーマ:前進の心得~チームを動かす「見えない力」~

配布資料:なし

研修担当からのメッセージ

 令和7年度第1回講演会は、元プロ野球選手の杉谷拳士氏を講師に迎えて実施しました。

 講演では、杉谷氏が考える「良いコミュニケーション」、常に前向きな姿勢を保つために心がけていた言葉や考え方、失敗を力に変えるために必要な習慣などについて、自身の経験を踏まえお話しいただきました。

 ・挨拶一つで相手に与える印象は大きく変わる。人間関係・コミュニケーションのコツは挨拶。あとは、相手の良いところを探せるようになると、前向きな思考に変わっていく。
 ・やらないで後悔よりやって失敗。やって失敗は前進している証拠。挑戦することで勇気が備わってくる。
 ・朝起きたときに、どんなことが待っているのか・どういったコミュニケーションをとれれば喜んでもらえるか、という考え方を持てれば一歩目が踏み出せる。考え方ひとつで習慣は変わってくる。
 ・⑴態度に出さない⑵口に出さない⑶人・モノにあたらないを守ることが大切。
 ・上司の立場で周囲を前進させるためには、自分から答えを伝えてしまうのではなく、答えが出るような導きのヒントを与える。そうすればチーム全体で同じ方向を見られるようになる。 

 講演を聞いた研修生からは、
 ・年齢的に若く係長になって、少し気負いがあった。チームを意図的に引っ張っている方なんだなと思っていた杉谷氏の考えを聞いて、気負う必要がないんだなという考えに変わった。
 ・今置かれている環境がどのようなものになるのかは自身の考え方や捉え方の影響がとても大きいということがよくわかった。これが合わない、自分にはできないではなく、もっとポジティブに物事を捉えていこうと思う。
 ・最近マイナスな発言をすることが増えていたことに気づき、周りに気を遣わせたりモチベーションの低下をさせていたのではないかと思い言動を改めようと思うきっかけとなった。
など前向きな感想が多く寄せられました。

 組織内での人間関係やセルフコントロール(思考やマインド)など、対相手・対自分の視点において、意識変化に大きな影響を与えてもらう貴重な講演会となりました。