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技術職研修
工事検査科(偶数年度)
目標 ・的確な工事の完了検査を行うために求められる、関連法令などの広範な知識の習得を図る。
・工事の完了検査にあたって必要な着眼点や注意点を押さえるとともに、関係書類の確認や作成を正確に行う能力の向上を図る。
・適切な完了検査業務を行うための課題を認識し、業務改善意識の醸成を図る。
対象 検査員として業務に携わって2年未満の職員又は工事の監督業務に携わる職員
研修日程 6/19(水)〜20(木) 日数 2日
時間 13:00
実施科目 科 目 名 時間数 科 目 内 容 方  法
検査関連法規概説 3:15 ・検査員の職務全般についての解説
・工事及び設計委託等に関連する法令
・工事に必要となる申請、届出書類等
・工事成績評定について
講  義
土木検査 3:15 ・工事検査へのアプローチ
・検査の要点
・道路工事における検査の着眼点
・検査のシミュレーション
講  義
建築検査 3:15 ・検査の前に設計、工事の背景を読む
・完了検査の目的とは 
・検査マニュアルの事例紹介
・完了検査の実施事例紹介
講  義
設備検査 3:15 ・竣工事前確認・書類検査・現場検査時における検査の要点
・新技術の紹介
講  義
講師 民間会社講師
参加した研修生の声
・今後の業務に必要な知識や資料を得られたので活かしていきたい。
・検査における責任の重大さに気づかされた。
・講師の話は良かったことや失敗談など自分の業務に当てはめて考えられるため非常に参考になった。
・東京都工事成績評定について、くわしい説明があれば良いと思った。
研修所メッセージ
・検査員は正確性が求められ、的確な工事の完了検査を行うことが重要視されています。
・事務職の方も受講は可能ですが、工事検査の経験を前提にした内容が中心ですので、研修生は実際に工事検査業務を経験していることが望まれます。
・主任監督員等として監督業務を担当されている方にも、検査業務への理解を深めるためにご参加いただけます。
・講師は、設計事務所等で実務経験の豊富な講師が務めることから、具体的な事例を取り上げた内容となっています。